ギャラリーアビアントの「さまざまな書 墨田!展 -V-」を見る



 東武線と地下鉄浅草駅から吾妻橋を渡ってすぐのギャラリーアビアントで「さまざまな書 墨田!展 -V-」が開かれている(1月18日まで)。
 會津八一から熊谷守一、井上有一、種田山頭火島崎藤村など、物故の有名な書家、作家、画家から、まだ現役の書家、作家まで数十人の作品が画廊いっぱいに展示されている。
 協賛がアート紀元、企画協力小島健二となっている。


須田剋太「水流」言わずとしれた『街道を行く』の挿絵画家

堀尾貞治「無事」「歓」

井上有一「花」

貞本竜児「赤雪」「赤」

沢村澄子「はるはあけぼの」

田中彰「虜」「螺旋」(中央の2点)、Shiseiの作品2点(左縦列)

山本弘「不生」「日々如放屁」 (山本はわが師)


山本弘に関してはもう1点用意してあったが、会場の関係で展示できなかった。「白は責むる 白は魂をして 凍結せしむる」という書。画廊主にお願いすれば見せてくれるかもしれない。
8年ほど前、このブログでも紹介した。
山本弘の書(2)(2007年11月10日)


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「さまざまな書 墨田!展 -V-」
2016年1月8日(金)−1月18日(月)会期中無休
11:00−19:00(日曜日と最終日は17:00まで)
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ギャラリーアビアント
東京都墨田区吾妻橋1-23-30-101
電話03-3621-0278
http://abientot.main.jp/
30階建てUR住宅棟1階(赤いテントの広場前)
浅草駅より徒歩4分
吾妻橋を渡って50m先の左手