シロバナタンポポの開花と二日月




 2月16日にベランダの鉢植えのシロバナタンポポが咲いた。10年以上前にどこかの庭園の株から勝手に採種して播種し、それが毎年花を咲かせている。シロバナタンポポは露地で環境が良いと根が深く地中に伸び、太いものでは根の直径が5センチにもなるという。文字通りの巨根だ。
 同じ鉢植えにはこぼれ種でネジバナも根付いている。こちらも毎年花茎を伸ばし可憐な花を着ける。ネジバナはラン科なので種子の発芽と生長にはらん菌が欠かせないらしい。らん菌はイネ科植物と共生しているので、以前シロバナタンポポと芝を混植していたのがネジバナの発生に役立ったのかもしれない。


 さて、2月20日には二日月が見られた。三日月はまだ見やすいが、二日月はすぐに地平線に没してしまうのと、西空の低い位置にかかるので雲の影響を受けやすい。それでなかなか見られる機会が少ないのだ。まして撮影するチャンスは滅多にない。2枚目の写真は宵の明星(金星)とのツーショット。左上に小さく光っているのが金星だ。