『サミット学園』と『Mr.ボォ』の連載初回

 本棚の読まない本の間から新聞マンガの切り抜きが出てきた。いずれも朝日新聞に連載された『サミット学園』と『Mr.ボォ』の第1回目だ。それぞれ1993年の6月1日と1996年4月1日だ。でも、ほとんど憶えていない。Wikipediaで調べてみた。まず『サミット学園』について。

サミット学園は1993年6月1日から1996年3月30日まで朝日新聞の夕刊で連載されていた四コマ漫画である。作者は山井教雄(作者名は「No-rio」と表記)。
それまで連載されていた園山俊二の「ペエスケ」が作者の病気休載後、再開されず作者が逝去したためにそのまま打ち切られていたため、四コマ漫画不在となっていた夕刊に新たに連載の四コマ漫画としてスタートした。
パリのインターナショナルスクールが舞台となり、日本人の小学三年生であるジロー君が転校してくる設定でスタート。ジロー君の日常と、クラスメイトである時の要人を茶化した風刺の両面を描いた作品であった。最終回はジロー君が日本に帰るというエピソードが描かれた。
連載開始後ほどなく、「いかにも朝日新聞らしい国際親善をうたった漫画で、漫画としてちっとも面白くない」と、呉智英に批判された。(後略)

 4年間弱で連載が打ちきりになったとある。印象も薄く、打ち切られたのも納得がいく。

 ついで、『Mr.ボォ』。これも憶えていなかった。Wikipedhiaを引用する。

『ワガハイ』は2000年4月3日から2002年3月30日まで朝日新聞の夕刊で連載されていた砂川しげひさの4コマ漫画である。1996年4月1日より2000年4月2日までは『Mr.ボォ』の名前で連載されていた。本来は、元のタイトルである『Mr.ボォ』と同名のMr.ボォが主人公であったが、やがて銀田一氏に主役が移り、更に飼い猫であるワガハイに主役が移って、タイトルも変更した。作家である銀田一氏の日常や、ワガハイの日常を描いた、シュールな作品である。
朝日新聞での連載が終了した後は、砂川しげひさのサイトにて連載が続き、主人公はチビ丸に移り、タイトルも『チビ丸』に改題した。現在はWeb連載も完結し、過去の作品を再掲載する形でWeb連載を続けている。

 『Mr.ボォ』は『ワガハイ』に改題されたのか。もっとも、どちらも憶えていないが。「毛が3本」と歌われる『おばけのQ太郎』のオバQだって初回では毛がたくさんあった。『落第忍者乱太郎』も最初は垢抜けない顔をしていて、そのことは下記のエントリーに紹介したのだった。


「落第忍者乱太郎」の絵の変遷(2007年9月10日)