中津川浩章のドローイングがすばらしい


 東京浅草橋のマキイマサルファインアーツで企画展「Try to Remember the Kind of September」が開かれている。キュレーターの佐藤の企画で4人の作家が取り上げられている。英語のタイトルは、「Try to Remember 思い出して」の歌詞「思い出して あの9月の日々を 時はゆっくりと メロウに流れていた……」から採ったという。4人の作家は、白濱雅也、中津川浩章、萩原義弘、吉田重信という画家と写真家だ。ここでは中津川の鉛筆ドローイングを紹介する。



 以上が4ツ、以下が8ツの作品


 大きい作品が4ツ(38×54cm)で45,000円、小さい作品が8ツ(27×38cm)で28,000円となっている。とても魅力的な作品で、この価格ならほしいと思ったほど。
 中津川は1958年静岡県生まれ。和光大学で学び、個展をギャラリイK、パーソナルギャラリー地中海などで数回ずつ開き、その他、ギャラリー人、ギャラリー日鉱、マキイマサルファインアーツ、Stepsギャラリー等々で開いている。中津川はいま確実に優れた中堅作家の座を占めている。
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Stepsギャラリーの中津川浩章展「そして船は行く」を見る「そして船は行く」を見る(2012年10月19日)
中津川浩章展パート2「求心性」はきわめて優れた達成だ(2012年2月8日)
中津川浩章展「絵画は記憶に似ている」が見逃せない(2012年2月2日)
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「Try to Remember the Kind of September」
2013年9月14日(土)−9月29日(日) 月・火休み
12:00−19:00(金−20:00、最終日−17:00)
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マキイマサルファインアーツ
東京都台東区浅草橋1-7-7
電話03-3865-2211
http://www.makiimasaru.com