セッションハウス・ガーデンの工藤洋子展がすばらしい


 神楽坂のセッションハウス・ガーデンで工藤洋子展が開かれている(9月13日まで)。工藤は1983年東京生まれ、2006年に明星大学造形芸術学科日本画・陶芸専攻を卒業している。2006年にJR奥多摩駅ステーション・ギャラリーで初個展をし、その後奥多摩の画廊で毎年のように個展を繰り返している。銀座では中和ギャラリーで2008年と2009年に個展を開いている。昨年のこの時期に同じセッションハウス・ガーデンで個展を開いていた。前回もすばらしかったが、今回もまた高い水準を示している。DM葉書の言葉から、

−その場所へ行ったから、みつけることができたのだろうか。/みつけるために、行ったのだろうか。−/葉に蒸す霧、滴る枝。だれもいない、あの日の森。//半抽象で描いた日本画を展示します。





 前回同様今回も個展が決まってから日数がなくて、仕事の合間に20日間ほどで描き上げたという。優れた創作力なのだ。
 セッションハウス・ガーデンは地下鉄東西線神楽坂駅1番出口を出て、コンビニのサンクスの手前を左に入り、赤城神社の鳥居の前を左折してそのまま100mほど進んだところ。
       ・
セッションハウス・ガーデンの工藤洋子展がすばらしい(2012年9月9日)
       ・
工藤洋子展
2013年9月4日(水)〜9月13日(金)
12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
       ・
セッションハウス・ガーデン
東京都新宿区矢来町158(2階)
電話03-3266-0461
http://www.session-house.net/