AKB48のメンバーが推薦する集英社文庫

 集英社文庫の広告「ナツイチ 夏の一冊」が朝日新聞に掲載されている(7月5日)。「AKB48を含む課題図書メンバー85人それぞれが、今年のナツイチ作品の中から読んで選んだ85作品の感想文を発表!」とあって、紙面には15人の推薦する15冊が並べられている。15人の誰がAKB48のメンバーか分からないが、書名が割合大きく取り上げられている7冊を挙げてみると、

横山由依 推薦(以下同じ):朝井リョウ『霧島、部活やめるってよ』
渡辺麻友佐川光晴『おれのおばさん』
島崎遙香:サンテグジュペリ星の王子さま
篠田麻里子:宮下奈都『太陽のパスタ、豆のスープ』
高橋みなみジェームズ・クラベル『23分間の奇跡』
大島優子田中慎弥『共喰い』
小嶋陽菜:白河三兎『私を知らないで』

 メンバーの感想文は、7月13日より「ナツイチ特設サイト」で発表、とある。
 彼女たちの中で私が知っている名前は大島優子だけ。前田敦子も知っていたけど、卒業したのでメンバーには入っていない。それで思い出したのが3年半ほど前の雑誌記事。『BRUTUS』2010年2月15日号に掲載されているAKB48のガールズトークから、

 前田敦子  あっ、あとは悩みといえば漢字が読めないこと(笑)。学生時代をほとんどAKB48に費やしているから学校の勉強をちゃんとできてないと思う。
 秋元才加  私たちは高3からAKB48に入ったのでまだいいけど、あっちゃんたちは、中3くらいからだもんね。
 大島優子  本当に心配になるよ。
 前田  台本の漢字が読めないときは、調べるのに必死だよ(笑)。
 高橋みなみ  でも、しょうがないよ。生きている限り、悩みはあるでしょ。


作曲家の二つのタイプ(2010年2月11日)より

 7月13日がちょっと楽しみ。しかし、こんな風に過去の記録がすぐ検索できるなんて、ブログってある種のクラウドなんだなあ。7年間にわたっって2,500日近く書いてきたので、自分にとってちょっとしたデータベースになっている。