LIXILギャラリーの2つの個展

 東京京橋のLIXILギャラリーで2つの個展が開かれている。藤井秀全展とガレリアセラミカの毛塚友梨展だ。
 藤井秀全はLEDを使った作品。LEDという新しい素材を使った作品は当然現れるものだが、やはりおもしろく見た。ただ、完成度ではもう少しという印象は否めなかった。1984年奈良生まれ、2009年に京都造形芸術大学大学院を修了している。個展も東京をはじめ何度も開き、受賞経験も多い。


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 ガレリアセラミカでやっている毛塚友梨展は、陶でバケツや水道の蛇口、洗面器やコップ、パレットなどを作っている。1984年栃木県生まれ、2009年の東京芸術大学美術学部を卒業している。展示回数も多く、いくつもの賞を受けている。作品のリアルさと緩さの兼ね合いが面白い。もう一つひねってみたら、さらに面白くなるのではないか。


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 LIXILギャラリーでは「聖なる銀−−アジアの装身具展」も行われている。一度に3つの展示が楽しめるのだ。
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藤井秀全展:2012年7月2日(月)〜7月26日(木)
毛塚友梨展:2012年7月5日(木)〜7月31日(土)
いずれも10:00−18:00(休館日:日曜祝日)
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LIXILギャラリー
東京都中央区京橋3-6-18 LIXIL:GINZA 2F
電話03-5250-6530
http://www1.lixil.co.jp/gallery/