木瓜を詠んだ俳句

 つぎのような木瓜(ボケ)を詠んだ俳句を知って、先日撮影したボケの花を思い出した。


木 瓜 の 朱 の 少 し み だ ら に 咲 き 満 て り    竹中多恵子



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 花弁が少し萎れ始めているところなんざこの句と妙に響き合っている感じがするではないか。
 と書いて、そうか私は「みだら=年増」と連想しているのかと思い至った。