銀座ニコンサロンのハワード・ワイツマン写真展「FACING SHIBUYA」がおもしろい


 東京銀座7丁目の銀座ニコンサロンでハワード・ワイツマン写真展「FACING SHIBUYA」が開かれている(1月31日まで)。
 ワイツマン(Howard Weitzman)は1967年アメリカ・ニュージャージー州生まれ。コーネル大学コミュニケーション学部卒業。現在東京在住。2010年より瀬戸正人氏の夜の写真学校に参加。
 ニコンサロンのホームページのテキストから、

この作品は、渋谷に集まる人たちのポートレートコレクションである。
ショッピング、ファッション、そして若者文化の中心の街である東京・渋谷には、毎日、沢山の人が集まってきて、渋谷駅を通り過ぎて行く。そして、駅前のスクランブル交差点に向かう大勢の人たちそれぞれが、それぞれのストーリーを持っている。(中略)
普段なら、交差点で待っている人をチラッと盗み見ることしかできないが、写真でその瞬間を固定することで、自由に彼らを見て、作者がストーリーを決める。モノクロ55点。




 ワイツマンは渋谷の交差点で、105〜300ミリの望遠系のレンズを使って道行く人の顔をアップで撮っている。だから「FACING SHIBUYA」のタイトルだ。現在の都会の人間の顔立ちの多様さがよく分かる。とても興味深い写真展だ。
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ハワード・ワイツマン写真展「FACING SHIBUYA」
2012年1月18日(水)−1月31日(火)会期中無休
10:30−18:30(最終日15:00まで)
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銀座ニコンサロン
東京都中央区銀座7-10-1
電話03-5537-1469
http://www.nikon-image.com/activity/salon/