「ギャラリー椿オークション2011」が始まる

 明日8月20日から京橋のギャラリー椿でオークションが始まる(8月22日まで)。
 オークションは8月20日(土)、21日(日)、22日(月)の3日間。誰でも自由に入札できる。出品点数が400点以上も予定されている。銀座でも特に大きなギャラリーだが壁面はぎっしりと作品で埋められるだろう。全部見るのが大変だとも言えるし、それが楽しいとも言える。気に入った作品も必ずあるだろう。
 出品リストを見ると、作家名、作品名(種類)、最低落札価格、素材・技法、サイズ・エディション、体裁、備考の欄がある。最低落札価格は文字どおり最低の入札価格だ。全体に低価格の傾向で、一番高い作品の最低落札価格が40万円、多くは10万円以下の数万円の作品だ。しかし最も多いのは全体の3分の2近くを占める「成行」という表示。これは「なりゆき」と読み、「『成り行き』の最低落札価格は1万円となります。成り行き品は無保証とします」とある。この無保証というのは真贋を保証しないということだ。
 入札方式は1人2枚札によるもの。これは希望価格の上値、下値の2つを記入する方式で、他に入札者がいなければ下値で落札されるが、競合した場合は上値で落札するというもの。もちろん相手の入札した金額がそれより上なら相手のものになる。入札の最小単位は100円とのこと。
 なお、落札した場合は、落札価格に別途ギャラリーの手数料が10%、この手数料に対して消費税が5%加算される。10,000円で落札すれば、手数料1,000円と消費税50円がかかり、合計11,050円が支払い金額になる。
 オークションは11:00ー18:00、入札締め切りが8月22日(月)16:45、開札が同日17:00からとなっている。
 入札しなくて見るだけでも大丈夫。面白いのでぜひ行かれることをお薦めする。出品リストはギャラリー椿のホームページでみることができる。
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ギャラリー椿
東京都中央区京橋3-3-10 第一下村ビル1F
電話03-3281-7808
http://www.gallery-tsubaki.jp