先週のギャラリー戸村での山本弘展最終日に、山本さんの小学校時代の同級生の弟という方が来られ、山本弘15歳頃の自画像のコピーを持ってきて見せてくれた。
驚くべき早熟なデッサンだ。少年の頃から絵の巧さでは大人も舌を巻いていたという。未亡人の愛子さんも山本弘が小学校の頃描いた風景画を持っているが、それも大人の絵みたいでとても子供の描いた絵には見えなかった。
コピーを持ってきてくれた北澤さんは、山本弘が10代の頃のデッサンをたくさん持っていて、数年前飯田市美術博物館へ寄託したという。美術館の預かり証にはたしかに「デッサンを61葉預かります」と当時の館長井上正さんの名前で書かれていた。
近いうちに北澤さんに話を聞きに行ってこよう。