みゆき画廊の酒匂譲展は見逃せない!

 銀座6丁目のみゆき画廊で酒匂譲展が開かれている(1月29日まで)。酒匂さんの個展はいつも真冬にみゆき画廊で開かれる。1976年から毎年欠かさず、もう今年で36回目だという。真冬の酒匂譲展は、いつも不思議な春の感覚を呼び起こす。画廊が華やかな空間に様変わりしている。
 酒匂譲は1930年、鹿児島県生まれ、1955年に東京芸術大学大学院油絵科専攻を修了している。長く東京家政大学で美術を教えた後、現在は名誉教授となっている。公募展に関わることなく個展を続けてきた。栄誉とは無関係できたけれど、美術の世界における無冠の帝王とも言いうる本当に優れた画家の一人だ。この画家の個展を見続けてきたことを秘かな誇りとしている。
 酒匂さんは似ている作品を創らない。作品が多様なのだ。そして色彩が美しい。
 酒匂さんを知る人は少ない。ぜひ、みゆき画廊に足を運んで作品を見てほしい。ここに優れた画家が立っているのだ。


       ・
 以前紹介した酒匂譲展はこちら、
みゆき画廊の酒匂譲展(2010年2月4日)
みゆき画廊で酒匂譲展が始まる(2009年2月1日)
酒匂譲展がすばらしい(2008年1月28日)
       ・
酒匂譲展
2011年1月24日(月)−1月29日(土)
11:00−19:00(最終日17:30まで)
       ・
みゆき画廊
東京都中央区銀座6-4-4 銀座第2東芝ビル2階
電話03-3571-1771
http://www.miyuki-gallery.com