田端麻子展がShonandai MY Galleryで開かれている

　田端麻子展がShonandai MY Galleryで開かれている（12月８日まで）。田端麻子は昨年のOギャラリーUP・Sの個展を紹介したが、1972年神奈川県藤沢市生まれ、1996年に多摩美術大学油画専攻を卒業している。Oギャラリーのほか、湘南台画廊やギャラリー人、アートもりもと、柏及び神戸わたくし美術館、枝香庵などで何度も個展をしている。前回の文章をもう一度書くと、「田端麻子は不思議な絵を描く画家だ。一見すると岸田劉生のような少し古い近代絵画を思わせる。しかし色彩は現代のものだ」。田端は若い頃からすでに個性ある独特の作風を完成させていた。現代美術を見なれた眼には最初戸惑いを感じるが、見つづけているとその魅力に取り付かれてしまう。

今夏器最も多く奈作品の「島」、海中に浮かぶ小さな島に道があり、門のような鳥居のようなものが見える

「セロテープ」こんなものを絵にしてしまう

「風景」は予想と違って、実際に見て描いたものではないという

「机」、その上にはノートや本、湯呑み、眼鏡、ボールペン、眼薬？などが載っている

ちょっと恐い「おひなさま」

「ついたて」はおひなさまの品だろうか

「おひなさま」、今回これがDMに使われている

ひな壇の立体作品、田端は額も自作するのでひな壇などお手のものだ

小品も展示されている

こけしのような木彫作品