飯田美術博物館の山本弘

 長野県飯田市にある飯田美術博物館で「山村風景を巡る−伊那谷の洋画家」が開かれている(11月23日まで)。そこに山本弘の作品が2点展示されている。

小笠原屋敷

段丘

 小笠原屋敷は20号くらいか。飯田市文化財に指定されている建物を描いている。礼儀作法の小笠原の屋敷だと聞いた。もう1点は段丘、天竜川が作った伊那谷の地形だ。
 この展示では、須山計一、正宗得三郎、石井柏亭、関龍夫、千金貫事、今村泰蔵などが並んでいるが、山本弘だけが強く光っている。関龍夫もそれに続いているが。なお飯田美術博物館のホームページでは「関龍男」と表示されているが、これは「関龍夫」が正しい。山本弘に次いで個展をやってほしい画家だ。


飯田市美術博物館
http://www.iida-museum.org/