東京電機大学キャンパスで「国際野外の表現展」を見た

 先週、埼玉県鳩山町にある東京電機大学の鳩山キャンパスで「国際野外の表現展」を見た。東京電機大学東武東上線高坂駅で降り、大学専用の無料送迎バスがある。毎年この時期キャンパスの内外を使って展覧会が開かれている。大学入口近くに作品の設置地図が置いてある。それを手にして地図の矢印に従って見て歩く。




木村勝明「風のように」
細く割られた竹が谷間を風のように流れている。空間を大きく使ったインスタレーションだ。


遠矢浩子「つながり」


キム・ヨンミン「呼吸」


小林ナオコ「Emergence Ver.12」
不思議な花


2009作品(甲斐瞳)


石田泰道「繭」
池の中に浮かんだ不思議な球形


小和田千草「庭師鳥」
「ニワシドリのオスは、求愛のためだけに地面に小枝や針金で巣を作る。そして、これが私の求愛の形である。」


平出ゆめ「Natural」


東京電機大学岩城研究室


山口俊朗「ミラー」


 野外に展示された作品は自然に溶け込んだものが多く、作品名を記したプレートがなければ、どれが作品か分からないものもあった。アンディ・ゴールズワージーの強い影響も認められた。これらは展示作品の一部だ。
 川越市立美術館の展示は9月20日までだったので見られなかったのは残念。


「国際野外の表現展」
2010年9月14日〜10月17日
東京電気大学鳩山キャンパス(日曜・休日は校舎内に入れない)