この短歌が分からない

 朝日新聞8月30日の朝刊に朝日歌壇が掲載され、佐佐木幸綱が8番目に選んだ作品が、尼崎市の南はるかの短歌だった。これがよく分からない。


パンツルックやめてワンピで出勤を始めてわかる視線の本音

 これはどんな意味なのだろう? 考えてみたが分からなかったので娘に聞いた。男たちが足を見るってことだよと断言する。スカートだと男が足を見るのかい? そうだよ。父さんは特に足を見るってことはないなあ。父さん、自覚してないだけで父さんも見ているよ。そうかなあ。
 でも、もしそうだとしたら、ずいぶんつまらない歌じゃないかなあ。そんなんで佐佐木幸綱さんが採るだろうか、何千首もの投稿作を押しのけて。
かと言ってそれ以外の解釈も見あたらない。