有名人の人相を見る


 先に紹介した「ちくま」6月号連載の佐野眞一「テレビ幻魔館」からの引用で、省略したところに面白い指摘があった。

 かりゆしウエアをラフにはおった島袋(前名護市長)の小太り体型をテレビで見て、これほど典型的なウチナンチューシルエットをした人物なら、何事も包み隠さず語ってくれそうな気がしたからである。人間が信用できるかどうかは、だいたい名前と風貌と姿形で決まる。

 ついで桝添要一について、

 また、総理にしたい政治家ナンバーワンといわれる桝添要一の「新党改革」にしても、結党メンバーの顔ぶれを見る限り敗残兵の集まりの印象しかない。そもそも桝添という男は人相からして信用ならない。目つきが卑しく、一国の宰相になれる器ではない。

 私も佐野さんの尻馬に乗って、人相に卑しい有名人を挙げてみよう。
 おこまがしくも林家正蔵を襲名したこぶ平。ヘリコプターに乗って恰好をつけたCMで2枚目の真似をしている××クリニックの蛙顔の院長先生。サラ金で、商工ローンと言った当時の社長。若い頃の銀行員時代の顔と全く変わっていた。職業が顔(人相)をつくるのか。

 いや、それにしても「人間が信用できるかどうかは、名前と風貌と姿形で決まる」のか!