先月「上関(かみのせき)原発に反対します」(9月24日)で上関原発に対する反対運動を紹介したが、「広河隆一責任編集◎世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌」とスローガンを掲げた「DAYS JAPAN」11月号が、「祝島・原発を拒否する人々」という特集で、この上関原発に対する祝島島民の原発反対運動を詳しく伝えている。
たくさんのマスコミやブログが取り上げてくれることを望む。何が起こっているか多くの人に知ってほしい。
タイミングよく、10月21日の朝日新聞夕刊の連載「にほんの里・生き物たち・3」は「生態系を財産に生きる」と題して、この「山口・祝島」を取り上げている。
この豊かな生態系を保全し、次世代の農民に引き継ごうという機運が盛り上がったのは、07年秋。島から約4キロ先の同じ上関町内の対岸に、中国電力の上関原子力発電所設置計画がある。だが、原発の経済効果に頼らずに、豊かな生態系を財産にして生きることを目指した。08年3月、島の自治会が作った「生態系保全規則」で誓った。法的拘束力はないが、島に生息していない動植物の持ち込み規制も掲げた。生活を自衛するためでもある。
DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 2009年 11月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: デイズジャパン
- 発売日: 2009/10/20
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