第1回所沢ビエンナーレ美術展「引込線」

 昨年の所沢ビエンナーレ・プレ美術展「引込線」は面白かったが、今年から正式に所沢ビエンナーレが開かれている(9月23日まで)。所沢駅西口から徒歩2分。西武鉄道旧所沢車両工場を会場としているのでとても広く天井も高い。昨年より1会場増やして3会場で展示されている。参加作家も36人と多く、皆がとても力を入れて制作している。昨年見づらかった絵画作品も今回は白い壁に並べられ見やすくなった、

第1会場の入口入ってすぐ戸谷成雄の大きな木彫作品「雷神」が展示されている。

遠藤利克の大きな鉄の立体「空洞説」

遠藤利克のもう1点の作品「鏡像段階説」、正面の鏡に撮影者が写っている(私だが)。

村岡三郎の金属の彫刻「記憶ー上無飛鳥」

冨井大裕の作品「ball pipe ball」、鉄パイプとボールで組み立てられている。

窪田美樹の「はれもの/景色と肌」は自動車に写真を貼り付けたもの

佐藤万絵子はいつもどおり、会期中このブルーシートの中でドローイングを続けている。画廊での個展とは違って夜は帰宅しているそうだが。

橋爪彩の油彩があまりにうまくて驚いた。