犬の顔は飼い主に似る?

 niftyニュースが紹介する読売新聞に「犬の顔は飼い主に似る?大学教授らが「顔面相似」調査」という記事が紹介されていた。

 犬の顔は、やっぱり飼い主に似る?−−。関西学院大兵庫県西宮市)の研究グループがペットと人間の「顔面相似」に関する調査結果をまとめた。
 同様の調査は海外にもあるが、外国人より顔つきの違いが少ないとされる日本人を対象にした実験は初めて。論文は、英国の国際学術誌「アンスロズーズ」6月号に掲載される。
 文学部総合心理科学科の中島定彦教授(動物心理学)ら。愛犬団体の催しで、シバ犬やポメラニアン、パグなど40頭と、20〜60歳代の飼い主40人を無作為に選んで顔写真を撮影し、犬と飼い主を正しく並べた顔写真20組と、わざと違えて並べた20組を用意。学生186人に見せたところ、62%の学生が「前者が正しい組み合わせ」と回答。別の学生187人も、66%が前者を選んだ。
 長い髪の女性は垂れ耳の犬を選び、短い髪の女性は立ち耳を選ぶ傾向があったといい、中島教授は「人は見慣れたものに好感を抱くため、自分の顔とよく似た犬を飼い犬に選ぶ傾向があるのでは」と話している。

 若い頃バイトをした飯田市の鉄工場の社長が横目を使うちょっと陰気な人だった。この横目とは隠密/スパイという意味の横目ではなく、顔は正面を向いていて目だけ横を見るやつだ。そこで飼われている犬がやはり横目を使うので笑ってしまった。さすがにその犬は陰気ではなかったが。すると陰気というのも動物にはない高等な態度なのだろう。