性的な夢を見た

 風邪っぽかったので昼寝をした。夢を見たが欲求不満なのか性的な夢だった。古い知人の女性をホテルへ誘ったら躊躇することなくついてきてくれた。安っぽい旅館へ入った。通された部屋は日本間だった。
 部屋に入ってすぐキスしたり胸を愛撫したりした。二人とも盛り上がってきたが、風呂に入ろうと言い、彼女を先に入らせた。彼女が出てきたので代わって風呂へ入った。扉を開けると風呂とは何と中庭の池だった。縁側から見ると冷たい水が広がっている。それも少し汚れた水だ。池の周りは住宅が取り囲んでおり、向こう側で中年の女の人が洗濯をしている。裸になって体を洗うのがためらわれ、上半身だけ水で拭った。下半身は洗わなかったが我慢した。
 部屋に戻ると彼女が段ボールなどを使って窓を覆っていた。部屋は1階にあり道路に面していて大きな窓には透明なガラスがはまっているのだ。通りを行く人がよく見える。とても段ボールが足りそうもない。すると、部屋の奥に扉のない廊下があり、そこから旅館の従業員が二人たくさんの段ボールを持ってきて窓を塞ぐのを手伝ってくれた。早々にコトを始めていなくて良かったと思った。この作業は意外に手間取り、夢はその辺からうやむやになっていっていつの間にか目覚めていた。
 不思議なのは、彼女とは昔からの知り合いだが性的な興味を持ったことはなかったしありえない状況だった。まあ夢だから、荒唐無稽なのは不思議でも何でもないのだ。とは言え、この夢が欲求不満以外に語っているのは何だろう。