プロスペクト理論

 だいぶ前の読売新聞の書評欄で、竹内一郎がダニエル・カールマンの「プロスペクト理論」を紹介していた。

人は利益を生む局面では確実性を好むが、損をする場合は賭けに出たがる。また、額が小さいときは変化に敏感だが、大きくなるとだんだん麻痺してくる。加えて、損得が同じ額なら、得した満足度より損した悔しさの方が大きいーー。