中西夏之展の展評

 先日来紹介してきた中西夏之展について朝日新聞(4月16日夕刊)に田中三蔵の展評が掲載された。その一部を紹介する。

 掲示板や図録にある画家の言葉を勘案すると、中西は、絵画を、自らの背後にあるとイメージする無限に巨大な円と、別の世界との「edge(縁)」や境界に存在する物と想定しているようだ。刻一刻、生動する「縁」の動きを定着したのがこの連作群か。つまり「界面」アニメの原画。などと考えだすと楽しみは倍加する。

 中西を語ろうとすると皆難しくなってしまう。