アートスペース美蕾樹復活

 一昨年閉廊していた渋谷のアートスペース美蕾樹が復活した。と言っても美蕾樹のオーナーだった越生さんが同じ渋谷のポスターハリスギャラリーで定期的に企画展を行っていくのだという。18日から「マダム・オゴセー美蕾樹復活祭!!」が始まった(30日まで)。
 そこに集められた作家たちはいかにも美蕾樹的だ。人形作家の四谷シモン、「薔薇族」の表紙イラストを担当していた甲秀樹、イラストレーターの宇野亜喜良金井美恵子の姉の金井久美子、本業が写真評論家の飯沢耕太郎の絵画、小さな箱の中にミニチュアの部屋を作る桑原弘明、ほかに東學、垣松正敏、黒田邦雄、竹邑類、鉄秀など癖の強い作家たちが多い。
 またあの過激な美蕾樹の世界が見られるのだろうか。エロス、ホモ、レズ、SM・・・
 ポスターハリスギャラリー http://posterharis.com/gallery/index.html