病気

多剤耐性菌アシネトバクター

複数の抗生物質が効かない多剤耐性アシネトバクター菌の感染が各地の医療機関で相次いでいる。どんな抗生物質に対しても耐性を持っている病原菌だ。病気に対して現代の医学が対応できない。発病したら死を待つだけだという。それは悲惨な状況だ。結核やコレ…

アスペルガー症候群、再び

先日私もアスペルガー症候群であることを書いたが、朝日新聞2010年1月17日の書評欄に、横尾忠則がマイケル・フィッツジェラルド「天才の秘密」(世界思想社)を紹介していた。副題が「アスペルガー症候群と芸術的独創性」。ここにアスペルガーのちょっと片…

アスペルガー症候群

岡田尊司「アスペルガー症候群」(玄冬舎新書)を読んだ。これで見ると、私の幼少時は確実にアスペルガー症候群だったし、それから回復したのは30歳をすぎていただろう。いやまだ完全に回復したわけではないが。とは言うものの、対人関係ではかなり回復して…

局所ジストニアのレオン・フライシャー

世界的に著名なピアニスト、レオン・フライシャーはある時突然局所ジストニアが発病する。ピアニストでありながら右手の自由が奪われる。もう演奏ができなくなる。彼は教育の場に活動を移した。しかし練習は続けていたという。35年後病気から回復する。完全…

新型インフルエンザウイルス流行に対するノロ・ウイルス感染体験のささやかな教訓

3年ほど前にノロ・ウイルスが流行ったことがあった。私もそれに感染して大変な目にあった。健康診断で大腸検診を勧められ、そのため下剤を飲まされて何度もトイレに行った。病院でもトイレに行って、つらい検査の結果何も問題がなかった。朝から絶食してい…

安楽死の制度を切望する

近所のスーパーへ行ったらレジの近くでお客さんが騒いでいた。床に大きなウンコが2つ落ちていて、その1つを踏んでしまったらしい。ペットの持ち込みは禁じられているし、丸くて大きいので犬ではなさそうだ。店員があわてて始末をしている。アルツハイマー…

シンガポールの食中毒

以前手相を見てもらったら、外国に全く縁のない手相をしていますねえと感心された。驚いた、当たっている。生涯2度だけ外国へ行ったが、いずれも会社絡みで望んで出かけたことはなかった。最初はアジア太平洋雑草学会へ参加させられたときで、インドのバン…

金属アレルギー

洗濯機から金属音が聞こえる。ジーパンの金具が洗濯槽にあたっているのだろうと思っていたが、最後に洗濯物を取りだしてみたら底に懐中時計が転がっていた。ジーパンのポケットに入れておいて洗ってしまったようだ。残念ながら防水ではない。 ずいぶん前から…

医者を無条件で信じた結果

むかし田舎で偉いのは医者と坊さんと教師だった。医者と教師は先生と呼ばれ、坊さんと医者には様をつけて呼んだ。お医者様、和尚様と。坊さんは渕静寺様のように寺の名前に様をつけて呼んだ。さて自分でいうのも何だが私は素直な性格なのでどんなこともあま…