民俗

珍しい名字いくつか

東京日本橋で画廊を経営されている磯良(いそら)さんの姓は珍しいものだ。御本人も由来がよく分からないと言われる。ある時中世史の本を読んでいたら、瀬戸内の村上水軍関連でこの姓が登場していた。古い由緒ある名前のようだ。 娘が教わっていた音楽教室の…

姓の読み方は自由なのだ

横浜逍遙亭さんが福岡へ行かれた時の体験から、東京と地方というテーマを取り上げている。http://d.hatena.ne.jp/taknakayama/20070326 それで思い出したことがある。中学1年生のときに小学校からの同級生だった大平義道君が東京へ引っ越していった。しばら…

上方商法は芸だね

まず司馬遼太郎のエッセイ「上方についての小さな憂噴」から。 東京で小さな貿易会社をやっている知人が、繊維の関係で京都に常駐するようになり、上方の商法に惚れこんでしまった。 「商売というより、芸だね」 という。 京都の飲み屋の奥の小さな座敷での…

サンショウウオを食べる

以前、昆虫食について紹介した(id:mmpolo:20070104)が、茅野市出身の建築史学者藤森照信の場合はもっとすごいものだ。なんと山椒魚を丸飲みしてしまう。 小学校高学年の頃と思うが、春、杖突峠の野遊びの時、「テルボも来るか」と誘われたので、中学生たち…

道徳をどう考えたら良いのか

以前の取引先のK部長は1950年代前半の生まれ。ハンサムで優しく性格も気さくでいい人だ。うちの会社の女子社員にも彼に憧れているのが何人かいた。何度めかに二人で飲んだ時のこと。 Kさんて、もてたでしょうと聞いた。あなたには悪いけど、俺はもてたよ。中…

南方熊楠が天皇に猥談をご進講する

鶴見和子に「南方熊楠」(講談社学術文庫)という著書がある。その中に面白いエピソードが紹介してあると思って探したが見当たらなかった。どこで読んだのだったか。南方が昭和天皇にご進講をしたときのエピソードだ。本書にはその話はなかったが、ご進講の…

私は隠れた蠅捕り名人

ゴキブリ! というカミさんの声にすっ飛んでいって、部屋の中に闖入してきたゴキブリを素手で叩き潰した。感謝されると思いきやカミさんと娘のひんしゅくをかってしまった。汚いと言う。いやゴキブリって本当は汚くないんだという衛生害虫の権威、安富和男・…

博打

本物の博打を見たのは大昔山谷へ行った時だった。今はこの地名はなく、台東区と荒川区にまたがった地域で泪橋交差点を中心にしたあたりだ。昔はいわゆるドヤ街だった。一度だけそこへ仕事をしに行った。職安(ハローワーク)があって、そこの建物の中で手配…

春の草、その他

1月4日、埼玉県日高市高麗の友人宅へ遊びに行ってきた。友人の家は高台にあって、日当たりがいい。隣が畑になっていて、あぜ道にもう春の花が咲いていた。 ナズナ、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ハルジオンがもう咲いていたが、いずれもかなり早いのでは…

昆虫食

娘から、父さんてコオロギ食べるよねと言われた。違う、食べるのはイナゴだ。でも店で売ってるのはイナゴの佃煮だから黒い。コオロギに似ているというのも分からないではない。とは言ってもやはりイナゴは食べ物、コオロギは虫だ。 故郷が長野県の南部の村だ…

よそ者

以前、友人が埼玉県日高市高麗(当時日高町)に引っ越した。ここは高麗神社が近く、彼岸花で有名な巾着田も近い。ある夜友人宅を訪ねた。一度行っていたので一人で行ったのだが、道順がよく分からなかった。高麗駅で駅員に道を聞いた。何という家を訪ねるの…

小正月のオッカド棒と桃の信仰

植物学者の前川文夫に「日本人と植物」という岩波新書がある。それの3.が「小正月のオッカド棒と桃の信仰」と題された章だ。 小正月とは1月15日のことで、オッカド棒は小正月に山村で行事として作るものの一つだとある。 「オッカド棒は御門棒の意味で、カツ…