建築

『フジモリ式建築入門』を読む

藤森照信『フジモリ式建築入門』(ちくまプリマーブックス)を読む。これが分かりやすく面白かった。藤森照信は東大の建築史の先生(現在は名誉教授)。だから建築に関しては詳しいのが当然。そのフジモリ先生が中高校生向けに建築をやさしく語ってくれる。…

傾いたビル

ある時ふっと道路の向こう側のビルを見ると左に傾いているように見えた。いや傾いているように見えるだけなのかもしれない。道路を渡ってビルの前まで行ってみた。ビルの左隅の土台部分が砕けていた。 これは3.11の大地震によるものではないだろうか。都内の…

正月の夜の東京スカイツリー

正月の3日夜に友人が訪ねてきて、マンションの廊下から東京スカイツリーを撮影した。さすがキャノンの高級一眼レフだ。夜景だったがきれいに写っている。 普段の夜だったら、作業員が残業をしているらしく、スカイツリーの上部にはたくさんの灯りがついてい…

表参道のPRADAビルのコケ

表参道にPRADAビルがある。不思議な形はスイスの建築家ジャック・ヘルツォークとP. L. ドムーロスが設計した。 設計者がビルを囲む壁面に植物を植えることを指示した。ビルを施工した竹中工務店がコケを使う方法を採用し、山形県のコケ栽培農家と共同開発し…

ブリジストン美術館と三菱一号館美術館

数日前に京橋のブリジストン美術館へ「印象派はお好きですか?」展を見に行った。ピサロ、マネ、モネ、シスレー、セザンヌ、ルノワール、ゴーガン、そしてコロー、クールベ、ルソー、ボナール、マティス、ピカソ、ルオー、ヴラマンク、デュフィと本当に優品…

ビルの中に作られた水田と菜園

私の勤める職場はビルの11階に食堂がある。食堂の窓から眺めると真向かいのビルの1階が何かやけに明るくて、あれは何だろうと同僚の間で話題になっていた。仕事の帰り道に覗きに行った。ガードマンが親切に案内してくれて、受付嬢たちが笑顔で説明してくれ…

夏至の日の東京スカイツリー

今日6月21日は夏至で、1年のうちで昼が一番長い日だ。その夏至の日の午後7時の東京スカイツリー。空はまだ十分明るい。今日の東京スカイツリーの高さは398メートル。まもなく400メートルを超える。 ・東京スカイツリーの公式ホームページ http://www.toky…

京橋3丁目地区の再開発

ギャラリー椿の「ギャラリー日記」3月18日のエントリーより http://www.gallery-tsubaki.jp/diary/diary001.html - - - 都市再生特別地区「京橋三丁目1地区」都市計画提案を提出/東京建物 「京橋三丁目1地区」都市計画完成イメージ 東京建物(株)は6日、…

東京スカイツリー338メートル

建築中の東京スカイツリーが3月29日338メートルとなって、東京タワーの333メートルを超えた。この写真は3月28日328メートルの時に撮影したもの。撮影した場所はスカイツリーから1キロメートルほど東に離れた、北十間川に沿った道路上。西に向かって撮って…

鈴木敏夫が選ぶ加藤周一の3冊

毎日新聞の書評欄に「この人・この3冊」というコラムがある。2月21日はジブリの鈴木敏夫が加藤周一のベスト3冊を選んでいる。 1.日本文学史序説 上・下(ちくま学芸文庫) 2.日本その心とかたち(徳間書店) 3.日本文化における時間と空間(岩波書…

今日の東京スカイツリー

今日の東京スカイツリー。現在の高さ281メートル。完成予定634メートルの44%まで出来た。この倍以上の高さになる。 複合型施設としてコニカミノルタによるプラネタリウム、オリックス不動産による水族館の建設が予定されている。

旧フランス大使館での美術展

広尾のフランス大使館が今月一杯一般に公開されている。新しくフランス大使館を作りそちらに移転したあとの旧フランス大使館で美術展「NO MAN'S LAND」が開かれている(今月末までの木〜日曜日)。 100近い部屋で美術作品が展示されているので見るのが大変だ…

東京スカイツリーが200メートルを超えた

11月12日、東京スカイツリーが200メートルを超えた。 http://www.tokyo-skytree.jp/ 40日間で40メートル高くなったようだ。これは11月16日の朝撮った写真。こんなに高いところで作業するのはとても恐いことだろう。しかし、熊谷組に勤めていた従兄によれば、…

現在の東京スカイツリー

墨田区押上に建築中の新しいテレビ塔「東京スカイツリー」の高さが現在164m、墨田区で一番高い構造物になったそうだ。完成すると610mを超える。これは東京タワーのほぼ倍の高さだ。下の写真は10月4日に2kmほど離れたところから撮影したもの。 現在の高さが…

都立北青山アパートの行方

地下鉄銀座線の外苑前と表参道の中間にあるギャラリーMUSEE Fへ行ったとき、街のところどころに旗が立てられていて、「都営アパートの高層化に反対、景観を守ろう」と書かれている。 外苑前から表参道に至る青山通りの建物を挟んだ西側には都立北青山アパー…

マンションの結露の問題

昨年の冬〜春頃、集合住宅の管理の仕事をしていたとき、住民の一人から結露がひどいから見てほしいと言われて、上司と二人で賃貸契約の民間マンションへ出かけた。すぐ玄関脇の北側の廊下に面した部屋を見せられた。4帖半くらいの部屋は荷物で一杯になって…

東京都現代美術館のトイレ

以前東京オペラシティのトイレについて書いた。 東京オペラシティ3階の男子トイレの平面プラン(2008年6月15日) 今回紹介するのは東京都現代美術館の常設展のトイレの平面プランだ。1階と2階のトイレに共通している。A は大便器、Bは小便器、Cは洗面器…

森ビルと旧丸ビル

港区を中心に森ビルはたくさんの貸しビルを作ってきた。その集大成が六本木のアークヒルズだろう。私が知っているのは第32森ビルまでだったけど、今は何番まで付いているのか。作った順に番号が付けられたようなのだ。 私の勤めた会社も一時期第9森ビルに事…

表現主義建築

昔読んだ建築のエッセイで、国鉄(現JR)総武線水道橋駅のホームの建築が表現主義様式だと書かれていて、どのように見たらよいのか気になっていた。最近表現主義の定義を知ってなるほどと思った。 ・大正期に誕生。 ・放物線のアーチ、上に行くに従って太く…

ビーバーの家、チメンカノヤ

中野区沼袋にチメンカノヤという変わった名前のギャラリー兼カフェがあった。もうホームページも閉鎖されているので、いつの間にか閉店したのだろう。もともと住宅として名のある建築家に設計を依頼して作ったらしい。名前の由来は「地面下の家」を音読みし…

マンションのエレベーターで棺桶を運ぶには

若い頃私は横浜市鶴見区に住んでいた。屋台をやっていた頃だ。アパートは鶴見駅の東側、鶴見川の近くにあった。このあたりは鶴見の下町というかドヤ街に近かった。同じ鶴見駅でも西側は山の手で総持寺があり総持寺が経営する鶴見大学がありそして高級住宅街…

東京オペラシティ3階の男子トイレの平面プラン

以前「トイレに関する新しい設計思想」を紹介した。そこでも指摘したが、東京オペラシティ3階男子トイレの平面プランを紹介する。 廊下から見てトイレ入口にドアがない。入って最初に右折し左折するとそこが洗面所で大きな鏡の前に洗面器が3つある。そこを…

トイレに関する新しい設計思想

有楽町の新しいビル、イトシア4Fの映画館「シネカノン有楽町2丁目」のトイレへ行って少し驚いた。ドアが開くとすぐに小便器が並んでいて、作業に熱中している男たちの姿が見えるのだ。建物は新しいのに、トイレの設計思想は古いのだ。 では新しい設計思想…

台東区立図書館旧館

東京都台東区立図書館はもう10年くらい前に移転新築されていまでは本当に立派な施設になったけれど、もう無くなった旧館はちょっと面白かった。 どこの区でも図書館はたいてい大きな中央館があり、区内各地に小さな分館がある。新しくなった台東区立図書館の…

解体近い日比谷・三信ビル

今日の毎日新聞に東京日比谷の三信ビルのことが載っている。三信ビルは昭和4年に作られた古いオフィスビル。昨年1月地権者の三井不動産が老朽化を理由に解体を発表した。確か今年の3月を期限にテナントに移転を通告したと聞いていて、そろそろ解体かと思っ…