2019-11-28から1日間の記事一覧

荒川洋治『霧中の読書』を読む

荒川洋治『霧中の読書』(みすず書房)を読む。これがとても楽しい読書だった。荒川の最新3年間の書評集。本書を読んでまた何冊も読みたい本ができてしまった。 吉本隆明『詩学叙説』は『言語にとって美とはなにか』から41年後、平成18年の詩論集。散文は「…