2018-01-12から1日間の記事一覧

大江健三郎・古井由吉『文学の淵を渡る』を読む(その1)

大江健三郎・古井由吉『文学の淵を渡る』(新潮文庫)を読む。1993年から2015年までに行われた大江と古井の文学をめぐる6回の対談をまとめたもの。いずれも質が高くすばらしい対談集だ。中に「百年の短篇小説を読む」というのがあり、これは雑誌『新潮』1996…