海老坂武『加藤周一』(岩波新書)を読む。副題が「二十世紀を問う」、秀逸な加藤周一論であり加藤周一の小伝である。 海老坂は加藤の出生からていねいに見ていく。それが可能なのは加藤には『羊の歌』(岩波新書)という自伝があるからだ。加藤は一高から東…
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