2013-04-11から1日間の記事一覧

詩集『蜜月』を読んで

武田多恵子詩集『蜜月』(深夜叢書社)を読んだ。武田の詩は谷川俊太郎のように平易ではない。難しいのだ。しかし、よく読むと喪失したものへの愛惜と甘やかな官能が見えてくる。「近似P・W(palm and womb)」の全編。 初めに言っておこう 全ては仮説である…