2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「雪国」の面白さが分からなかった

リービ英雄がほめていたので川端康成の「雪国」を読み直した。以前読んだときは高校生の頃だったろう。それから20歳頃までに川端の作品はあらかた読んでしまった。気に入っていたのだろう。 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。…

現代短歌への入門書

関川夏央「現代短歌 そのこころみ」(集英社文庫)は何とも素っ気ないタイトルだが、極めて出来のいい解説書で読んでいて面白かった。1953年、斎藤茂吉と釈迢空という短歌界の2巨星が亡くなった。翌年中井英夫は、彼が編集する「短歌研究」に新人発掘を発想…