2008-05-21から1日間の記事一覧

死を覚悟したあと、生き直すことは

吉本隆明の「日本語のゆくえ」(光文社)を読んでいて、次のところでひとつ分かったことがある。 あの人(島尾敏雄)は終戦のときに非常にむずかしい体験をしています。 人間魚雷で奄美大島の基地から出撃するというその寸前で戦争が終る。死を覚悟していた…