2008-04-01から1日間の記事一覧

現代短歌への入門書

関川夏央「現代短歌 そのこころみ」(集英社文庫)は何とも素っ気ないタイトルだが、極めて出来のいい解説書で読んでいて面白かった。1953年、斎藤茂吉と釈迢空という短歌界の2巨星が亡くなった。翌年中井英夫は、彼が編集する「短歌研究」に新人発掘を発想…