2008-01-18から1日間の記事一覧

黒田三郎の詩は優しい

荒地の詩人の一人黒田三郎は優しい詩を書く。愛妻家で子煩悩な詩人だ。次の詩は、詩集「小さなユリと」から。 九月の風 ユリはかかさずピアノに行っている? 夜は八時半にちゃんとねてる? ねる前歯はみがいてるの? 日曜の午後の病院の面会室で 僕の顔を見…