2007-07-14から1日間の記事一覧

詩2題、川崎洋と谷川俊太郎

鉛の塀 川崎 洋言葉は 言葉にうまれてこなければよかった と 言葉で思っている そそり立つ鉛の塀に生まれたかった と思っている そして そのあとで 言葉でない溜息を一つする ほん 谷川俊太郎ほんはほんとうは しろいかみのままでいたかった もっとほんとの…