2007-06-18から1日間の記事一覧

嵐山光三郎「悪党芭蕉」を読んで、しかし蛙は飛びこむ

嵐山光三郎「悪党芭蕉」(新潮社)に「古池や蛙飛びこむ水の音」について、池の側で長時間待っていたが、蛙はついに一度も池に飛びこまなかった。這うように水中に入っていった。だからこの句は写生ではないのだとある。 ところで、「蛙が水に飛び込む音」を…