東京上野の上野の森美術館で「VOCA展2023」が開かれている(3月30日まで)。VOCA展は、「平面美術の領域で高い将来性のある若手作家を奨励する展覧会で、今年で30回目の開催を迎えます」とちらしにある。
受賞作品を紹介する。
永沢碧衣(VOCA賞)
七搦綾乃(VOCA奨励賞、大原美術館賞)
黒山真央(VOCA佳作賞)
田中藍衣(VOCA佳作賞)
上野友幸(賞外・入選)
ざっと見てみて、入選作も含めてどれも評価できなかった。もっともたった1点だけで評価するのも難しいのだけれど。この中から受賞作品を選ばなくてはいけない審査員も大変だなあと同情したのだった。
ただ、どんな形にしろ、若い作家を評価して賞を与え、賞金を授与することは十分意義があることだと思う。賞外や選外の作家たちも機会はまだまだあるのだから頑張ってほしい。今売れっ子の加藤泉も入賞はしなかったし。上前智祐のように90歳を過ぎてから評価された画家もいるのだから。
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「VOCA展2023」
2023年3月16日(木)-3月30日(木)
10:00-17:00
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東京都台東区上野公園1-2